鈴木一郎 プロフィール

A.セゴビアのレッスン風景
A.セゴビアのレッスン風景(サンチャゴ デ コンポステラにて)

1948年神戸市出身、ギターを小原安正に師事。 1970年より渡欧A.セコビアに師事そしてA.ピアソラ、O.ギリア、A.ポンセらのアドバイスを受ける。
パリとバルセロナに居を置き40年間に渡る音楽活動を続けたが2007年帰国、日本(神戸)を拠点に活動を始めヨーロッパをはじめ南北アメリカ、カリブ海諸国、東欧諸国、アジア、オーストラリア等に活動の場を広げている。
NHK交響楽団や日本フィルハーモニーオーケストラを始め、ニューゲバントハウスオーケストラ(旧東独)、
パリ・ニューフィルハーモニーオーケストラ(フランス)、 リエージュ・フィルハーモニーオーケストラ(ベルギー)、シュトゥットガルド交響楽団(ドイツ)、ハバナ・ナショナル交響楽団(キューバ)、マルメ交響楽団(スウェーデン)、ケープタウン交響楽団(南アフリカ連邦共和国)、
北京中央オーケストラ(中国)、 パイヤール室内管弦楽団(フランス)、 バルセロナ交響楽団(スペイン)、
その他多くのオーケストラのソリストとして招待を受け数多くのギター協奏曲の世界初演などを行ってきた。
フルートのマクサンス・ラリュー、パトリック・ガロワ、ギターのレ オ・ブローウェル、ウィーン弦楽四重奏団やスペインの20世紀を代表する名ソプラノ歌手ヴィクトリア・デ・ロス・アンへレスとも20年以上に渡る共演を重ねた。

イザベル デ カトリカ文化勲章受賞
スペイン政府(ホアン・カルロス一世)より
イサベル ラ カトリカ文化勲章受賞授与

また、日本を代表する作曲家、武満徹、林光、平吉毅州、野田暉行、
ジャズ奏者のラリー・コリアルや山下洋輔、 そしてキューバのレオ・ブローウェルからもギター協奏曲を捧げられ世界初演を実現した。
現在はスペインの新星ソプラノ歌手イサベル・レイとも度々共演を重ねている。
1976年以来、パラモス音楽祭(スペイン)やバルセロナギターフェスティバルの音楽監督を長年務め、その功績により、スペイン国王、ホアン・カルロス一世よりイサベル・ラ・カトリカ文化勲章を授与。
1996年には天皇皇后両陛下の招きで、皇居吹上御所にて御前演奏を行った。 また、2000年秋にはボエナ ビスタ ソシアル クラブのソリストとして日本人として始めて出演。 コンパイ セグンド氏らと共演した。
東京国際ギターコンクールやポーランドのティヘイ国際コンクール、
イタリアのアレキサンドリア等数多くの国際ギターコンクールの審査員としても活躍を続けている。